記事インデックス

GIS-SC Techグループ
2020年度

GoProの動画の経路を地図上に表示し、動画再生時にその位置を表示する機能の開発

ドローンに搭載されカメラの動画が容易に入手することが可能となるが、そのデータの場所を用意に知る手段がないため、GoProの動画を対象にした機能の開発を行った。

 

3次元点群データのWeb公開機能の開発

3次元点群データは、データ量が大きく、Web上でデータ公開するのが難しい。しかし、OSSで公開データへの変換、公開ツールを組み合わせることになって実現可能となってきている。
一連の処理手順の確認と公開機能の実装を試験的に実施した。

 

地理院地図Vector(仮)を利用したDXF出力機能の開発

2020年3月に地理院地図Vectorが公開された。このデータを変換元データとして利用し、CADユーザーが利用できるDXF形式のCADデータをダウンロードできる機能を構築した。この機能については、GIS学会 第29回学術研究発表大会において、報告を行いました。

CADデータを流通させる目的
・CADユーザが、基盤地図情報を工事計画図や完了図のCAD図面の背景図として利用して、
 基盤地図情報に変更情報を加えた図面を作成する

・そのCADデータを基盤地図情報の更新元情報として活用する

・CADユーザに地理院地図の更新情報の供給者という役割を担ってもらう


DXF出力機能を試験公開をしており、既に和歌山県内の国道、県道に沿ってDXFファイルを出力しているユーザーが存在している。

ウェブマッピングクライアントの構築

GIS官民協議会 支援グループで提供してきたシステムは、Heron-MCをベースシステムとして利用してきましたが、採用しているライフブラリーが古く、最近のベクトルデータの配信には対応ができない状況にありました。
そのため、新たにOpenLayers6、ExtJS6をベースソフトとして、新しいWeb Mapping Clientを作成しました。
この新しいフレームワークを共同開発をしてくれる個人、企業があれば、力をお貸しいただけないでしょうか。